去年の4月にiPhoneを買って1年ちょい経ちました。だいぶ慣れてきた感じがあるので、ここらでAndroidと比較してiPhone・iOSに思う個人的な利点・欠点を並べ立ててみたいと思います。
スマホ買いました pic.twitter.com/cSOFKXoMUB
— 🚇アンセケターメン🚇 (@anseketamen) April 16, 2018
利点
ゲームがヌルサク
ほぼこのためだけにiPhoneを買いました。
私の使っているiPhone6sのA9プロセッサはSnapdragon820と同世代ですが、ポケモンGOをやる上で前者のほうが明らかに高速です。iOS/Android端末のFGOの起動速度の比較も話題になりましたが、ゲーム(ただし非エロ)をする上でiPhoneは人権と言ってもいいと思います(エロゲを除く)。
キャルちゃんかわいい
欠点
無料アプリが少ない
開発者にかかる金銭的負担が多いためか、Androidと比較して無料アプリが少ないです。
Androidアプリの場合、自サイトでapk配布を行うなら特に費用はかかりませんし、Google Playで公開するにしても初回登録料が25ドルかかるだけで以降は費用がかかりません。
しかし、iOSのアプリをAppStoreで公開するためにはApple Developer Programに登録する必要があり、毎年税抜11800円がかかります。
これを個人の財布で負担してアプリを開発し続けるには、広告を入れるだけでなく有料アプリとして配布するほかないのだろう・・・と理解はできますが、やはり無料で高品質なアプリがたくさんあるAndroidのほうが個人的には好きです。
「ネットワーク制限」機能がない
「実際にはWi-Fiに繋いでいるけどOS・アプリからはモバイル通信のように見える」という機能があります。
一方、iPhoneにはこれがありません。
これの何が問題かというと、まず大体のアプリ(OS含む)では
- Wi-Fi環境では高品質なデータをダウンロードする
- モバイル回線では通信量制限があるため、低品質なデータをダウンロードする、もしくはダウンロードしない
という設定や処理になっていると思います。
ここで、「自宅のWi-Fiルータに繋いでいるとき」「他のスマホでテザリングしているとき」はどちらも"Wi-Fi環境"として扱われますが、後者をモバイル回線として扱ってほしいことがほとんどでしょう。
ネットワーク制限機能を使うと、この後者のテザリング環境を"モバイル回線"として扱うことができるようになります。
Androidであれば「ネットワークを制限」、Windowsでも「従量制課金接続として接続する」という名称でこの機能が実装されていますが、iPhoneにはありません。
▲Android(Galaxy Feel)での「ネットワークを制限」画面
▲Windows10での「従量制課金接続として接続する」画面
SIMカードを入れないとアクティベーションできないことから、そもそもiPhoneのテザリング運用を想定していないのかなーと思えなくもないですが…。
ホーム画面のカスタマイズ性が低い
iPhoneのホーム画面は
- 一番左:ウィジェット類
- 左から2番目:アプリ(上から整列)
- それ以降:アプリ(自由に配置)
のような並び順になっています。
このせいで、「ウィジェットを使わないのにウィジェット用の画面が消せない」「(左から2番目の画面で)手が届きにくいのでアプリを下から並べたいができない」といった不満があります。
Androidでのホーム画面はランチャーアプリという1アプリとして扱われ、さまざまな独自機能を持つ「Nova Launcher」「Microsoft Launcher」などのランチャーアプリにまるごと入れ替えることもできます。
ホーム画面はとても使用頻度が高いので使い勝手は重要だと思うのですが、Androidと比べると本当に融通がきかないと感じます。
ロック解除に一手間かかる(指紋認証)
Androidでは、ロック状態で画面が点いていなくても指紋認証のセンサーに指を触れれば画面が点灯してロックが解除されます。
一方のiPhoneでは電源ボタンやホームボタンを押して画面を点灯させるという一手間が必要になってきます。「ポケットから取り出して顔の前に持ってきたときにはすでに操作可能」という状態にするには、Androidではポケットから取り出すときに指紋認証センサーに指を触れておくだけでOKですが、iPhoneではポケットから取り出すときにホームボタンをしっかり押さないといけません。
この一手間が意外とめんどくさいです。
アプリを動作させながらオーバーレイであれこれできない
Androidでは、通知バーを下ろした状態でもフォアグラウンドアプリは動作をそのまま継続します。
▲Androidでは通知バーを下ろしていてもアプリは動作を継続する
また、ピクチャーインピクチャー機能もあるため、GPSの状態をモニタするアプリを表示したまま他のアプリを操作するということもできるようになっています。
iPhoneでは、通知にしろコントロールセンターにしろ、それらを表示させるとそれまでフォアグラウンドだったアプリは動作を停止してしまいます。
ポケモンGOでアプリを再開したとき、アプリを起動したまましばらく時間が経たないと(もしくはアプリを再起動しないと)再度ポケモンが湧きません。
上記の仕様だとコントロールセンターを開いた状態ではポケモンGOで時間経過がカウントされないためポケモンが湧かず、また移動しながらであれば移動距離がカウントされません。かなり不便です。
設定画面がわかりづらい
突然ですが問題です。画面の明るさの自動調節をオフにしたい時、どの項目を選べばいいでしょう?
「画面表示と明るさ」ですか?違います。
正解は「一般」→「アクセシビリティ」→「ディスプレイ調整」→「明るさの自動調節」です。
こういうのやめてほしい。切実に。
まとめ
書く前からわかりきっていましたが、欠点の量が圧倒的に多くなりましたね…。
まあ「ゲームがヌルサク」っていう利点が強すぎるので、ゲーム用サブスマホとして私はこれからもiPhoneを使い続けるでしょう。
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