MediaLeapを使ってみたレビュー。Google Play Musicに代わる音楽ロッカーサービス

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Google Play Musicが昨年末にお亡くなりになり、代替となる個人向け音楽ロッカーサービスを求めて自宅サーバ+nextcloud+jellyfinなど深みに沈み込んでいる皆様いかがお過ごしでしょうか。

英語版Wikipediaには音楽ロッカーサービスの比較表があり、いくつかのサービスが比較されています。その中で無料機能が充実していたMediaLeapを試してみました。

こんな慈善事業みたいなこと誰がするんだよと思って調べたところ、プライバシーポリシーに書かれている感じだとカナダの企業のようです。

機能

MediaLeapにはGoogle Play Musicと同様、以下の機能があります。

  • 手持ちの音楽のアップロード機能(ブラウザ/アプリ)
  • ブラウザでのストリーミング再生
  • Android/iOSアプリでのストリーミング再生・オフライン再生
  • アップロードした曲のタグ編集
  • アップロードした曲のダウンロード

その他にも機能はあると思いますが、個人的に欲しい機能は一通り揃っているといえます。

制限事項について。Google Play Musicでは5万曲という曲数制限でしたが、MediaLeapでは合計サイズが1TBという容量制限になっています。有料プランに加入すれば容量無制限になります。

使ってみた

曲のアップロード

まずは曲をアップロードします。

ブラウザのアップロード画面です。複数ファイル選択はできるものの、ブラウザの標準的なファイル選択ダイアログであり、フォルダを選択してその中のフォルダを再帰的に検索して全ファイルをアップロードするようなことはできません。まあこれはやむなし。

曲の選択

アーティスト、アルバム、ジャンルでフィルタできます。アルバムアーティストや作曲者は非対応です。

アーティストでフィルタしたあとは、さらにアルバムでフィルタするか、そのまま曲を選んで再生するかを選択できます。

アルバム選択画面です。

ジャンル選択画面です。

ジャンルを選択したあとは、さらにアルバムでフィルタするか、そのまま曲を選んで再生するかを選択できます。

曲の再生

ブラウザでの再生画面です。Google Play Musicに似たシンプルなUIです。

もちろん、曲の再生中にほかのアルバムやジャンルなどのページに移動しても再生が継続されます。

FLACでアップロードすると再生もFLAC、というか上げたファイルと同じものが落ちてきて再生されます。

ハッシュ値もそのままです。

無劣化で再生できることはメリットでもありますが、データ転送量やスマホの内部ストレージを多く消費するのでデメリットにもなりえます。わざわざストリーミングに可逆圧縮の音質を求めるよりは、ハイレゾ音源も48000Hz/16bitのOggVorbisなどに変換してからアップロードしたほうがいいでしょう。

まとめ

若干将来性が怪しい感じもしなくはないですが、十分にGoogle Play Musicの代替たりうるサービスだと思います。

自作とゲームと趣味の日々のまとめ方が気に入っているので真似てみます。

長所・特徴

  • 無料で1TB利用可能
  • FLAC、OggVorbis、MP3のアップロードに対応、ハイレゾもOK

短所・注意点

  • サーバーサイドでの音源圧縮には非対応なのでストリーミング時のデータ消費量には要注意
  • AACのアップロード・再生には非対応
  • 日本語非対応

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