快適さと安さと速さのバランスをとりたい。
前提条件
料金は土日祝日に日帰りする場合を、時間は名古屋から大阪までなるべく速く行く場合を想定した。
名古屋は名古屋駅・近鉄名古屋駅、大阪は新大阪駅・大阪駅・大阪難波駅・大阪上本町駅を基準とする。
近鉄は乗車券部分に近鉄週末フリーパス(3日間4400円)を往復ともに使う想定で計算。
当然のことながら快適度は主観。確実に座れるかどうかと混雑するかどうかを主な指標にしてはいるが完全に主観。
移動手段一覧
移動手段 | 往復価格(円) | 時間 | 快適度 |
---|---|---|---|
新幹線(のぞみ指定席) | 13,360 | 49分 | ★★★ |
新幹線(ひかり指定席) | 12,940 | 57分 | ★★★ |
新幹線(のぞみ指定EX) | 12,740 | 49分 | ★★★ |
新幹線(自由席) | 11,880 | 49分 | ★★ |
新幹線(ぷらっとこだま) | 10,000 | 1時間08分 | ★★ |
近鉄(ひのとりプレミアム) | 10,060 | 2時間09分 | ★★★ |
近鉄(ひのとりレギュラー) | 8,660 | 2時間09分 | ★★★ |
近鉄(アーバンライナー) | 8,260 | 2時間23分 | ★★★ |
近鉄(鈍行) | 4,400 | 3時間24分 | ★ |
JR在来線+新幹線(大垣版) | 7,840 | 1時間56分 | ★★ |
JR在来線+新幹線(関ヶ原版) | 7,180 | 2時間32分 | ★★ |
JR在来線(定価) | 6,820 | 2時間50分 | ★ |
JR在来線(おでかけきっぷ) | 6,120 | 3時間35分 | ★ |
JR在来線(青春18きっぷ) | 2,410 | 2時間50分 | ★ |
高速バス | 4,000 | 3時間05分 | ★★ |
自家用車(高速) | 9,920 | 2時間30分 | ★★★ |
自家用車(一般道) | 3,740 | 4時間00分 | ★★★ |
自転車 | 0 | 11時間 | - |
詳細解説
新幹線
安定して速くて高い。最初ののぞみは06:20名古屋発→07:09新大阪着。次のひかりは06:36名古屋発→07:33新大阪着。ぷらっとこだまの場合は08:43名古屋発→09:51新大阪着。ぷらっとこだまだけ早く着く用途には使えないことに注意。
朝早い新幹線は名古屋駅・新大阪駅が始発なので自由席チャレンジはかなり有効。
さらに安くするには金券ショップで買うとよい。自由席のきっぷが片道5940円が5600円程度で売られているので、それを買って乗車変更すれば往復で700円ほど安くできる。もしくは、年会費1100円を払ってEX予約会員になって割引を受けることもできる。
近鉄
近鉄週末フリーパス(前日までに購入必須)を使う想定で計算していて、通常のきっぷだと片道660円増額することに注意。近鉄の株主優待券や名阪ビジネス回数きっぷを金券ショップで2000円で買えるなら、さらに片道200円だけ安くできる。
アーバンライナーは05:58近鉄名古屋発→08:21大阪難波着。ひのとりは07:00近鉄名古屋発→09:09大阪難波着。新幹線と比較すると、ぷらっとこだまよりは早く着くが、のぞみ・ひかりよりはかなり遅くなる。
近鉄鈍行は05:30近鉄名古屋発→06:45伊勢中川着/07:00伊勢中川発→08:54大阪上本町着。
JR在来線
乗車券を大阪~京都と京都~米原で分割すると数百円安くなるみたいなのが色々とあるが、面倒なのでここでは省略。
特にこだわらずに行くなら05:37名古屋発→06:17大垣着/06:20発→06:55米原着/07:03発→08:27大阪着。
名古屋おでかけきっぷを使って少し安くするなら、05:37名古屋発→06:17大垣着/06:20発→06:33関ヶ原着/07:05発→07:28米原着/07:46米原発→09:12大阪着。
名古屋発の往復であれば、シャトルきっぷと名古屋おでかけきっぷを組み合わせて行くこともできる(大阪発の往復だとシャトルきっぷを買えない)。名古屋おでかけきっぷは名古屋から関ヶ原まで使えるので、少しでも安くしたい場合は関ヶ原からシャトルきっぷを使い、時間などを重視する場合は大垣から使うとよい。
うまくいけば 05:37名古屋発→06:17大垣着/06:20大垣発→06:55米原着/07:00米原発→07:33新大阪着 となるが、大垣駅で3分でシャトルきっぷを買う必要があり、それに失敗すると新大阪着が08:09になる。
関ヶ原でシャトルきっぷを買う場合は、 05:37名古屋発→06:17大垣着/06:20大垣発→06:33関ヶ原着/07:05発→07:28米原着/07:37発→08:09新大阪着 となる(大垣でのシャトルきっぷ購入チャレンジに失敗したときと同じ)。
高速バス
07:00名古屋発→10:05大阪梅田着の便を代表値として掲載。
自家用車
名古屋駅~大阪駅で計算した。
高速は普通車で名古屋西~吹田まで利用し、Googleマップのルートだと170km。レギュラーガソリンを170円/L、燃費は17km/Lとして片道のガソリン代が1700円と仮定した。
下道はGoogleマップのルートだと165km。レギュラーガソリンを170円/L、燃費は15km/Lとして片道のガソリン代が1870円と仮定した。
自転車
Googleマップで名古屋駅~大阪駅間が165kmだったので、平均15km/hとして計算。べし太郎氏のようなツワモノ以外はおすすめしない。
まとめ
自家用車はいったん脇に置いておいて、公共交通機関の所要時間と料金をプロットするとこのようになる。
一見すると近鉄(アーバンライナー)よりJR在来線+新幹線(大垣版)のほうが良さそうに思えるが、大垣駅で3分でシャトルきっぷを買えなければ関ヶ原版くらいの位置になるのであまりおすすめはできない。
個人的な結論は、青春18きっぷ期間内であれば青春18きっぷ、それ以外の期間は近鉄(鈍行) or 近鉄(アーバンライナー) or ぷらっとこだま。
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